✓最初はepigastric pain(上腹部痛)~ discomfort ~nausea
✓それがだんだん右下腹部に移動していって、
✓migration to the Right lower quadrant(右下腹部への痛みの移動)
✓localized tenderness 限局した反跳痛
Alvarado score (上記ナチュラルコースをスコア化したもの)
M:migration of pain to RCQ 右下腹部に痛みが移動する 1点
A:anorexia 関連痛の時に上腹部がむかむかする 1点
N:nausea & vomiting 嘔吐 1点
T:tenderness in RLQ →右下腹部圧痛 2点
R:Rebound pain 反跳痛 1点
E:elevation of BT 37.3℃以上の発熱 1点
L:Leukocytosis 白血球増多≧10000 2点
S:Left side shift 白血球左方偏位 1点
合計7点以上は虫垂炎の可能性が高く、3点以下の場合は可能性が低い
→ナチュラルコース+何らかの炎症高値
実臨床での話、例えば1次救急の病院で、腹痛の人全員造影CTが必要ですと
2次病院に送ったら、回らない。どうするか。
○お腹を一生懸命触り、腹膜刺激症状ないのを確認する
○時間を味方につける
✓必ず明日以降、かかりつけや、内科でフォローをしてもらえるようにする。
✓初診の時に必ずしも症状が全部そろうとは限らない。
経過を追うことで、症状が顕在化することもある。 → 後医は名医
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虫垂炎の典型的な natural history アウトプット
虫垂炎のnatural historyは
✓最初はepigastric pain(上腹部痛)~ discomfort nausea
(虫垂の臓側腹膜の関連痛)
✓それがだんだん下腹部に移動していって、
✓migration to the Right lower quadrant(右下腹部への痛みの移動)
✓localized tenderness 限局した反跳痛(壁側腹膜への炎症の波及)
✓腹部全体の腹膜刺激症状(虫垂が破れて腹腔内全体に飛び散った)
Alvarado score (上記ナチュラルコースをスコア化したもの)
M:migration of pain to RCQ 右下腹部に痛みが移動する 1点
A:anorexia 関連痛の時に上腹部がむかむかする 1点
N:nausea & vomiting 嘔吐 1点
T:tenderness in RLQ →右下腹部圧痛 2点
R:Rebound pain 反跳痛 1点
E:elevation of BT 37.3℃以上の発熱 1点
L:Leukocytosis 白血球増多≧10000 2点
S:Left side shift 白血球左方偏位 1点
合計7点以上は虫垂炎の可能性が高く、3点以下の場合は可能性が低い