症例:
MDS ケモ中 70M/F
発熱/shock
血液腫瘍の主なもの:
ML 悪性リンパ腫
AML/CML 急性骨髄性白血病/慢性骨髄性白血病
ALL/CLL 急性リンパ球性白血病/慢性リンパ球性白血病
MM 多発性骨髄腫
【血液内科疾患の発熱/ショック】
key word ; neutropenic fever「好中球減少性発熱」
好中球が少なくて、免疫が抑制された人の発熱
Neutropenia 定義は好中球 <500 だけど<1000なら、少ないなあという感じ
WBC×neutrophil(好中球) %
Stab:桿状球
Seg:分葉球
Ex. WBC 3000 Stab 5% Seg 10%
3000×15/100=450 ➡好中球減少
Vital (体温 38.5度 血圧120/60 脈120 SpO2 99%RA RR24)
Neutropeniaの人の発熱だからヤバいと思わないといけない。
+ shaking(悪寒戦慄)はないか
+ Cx BUS(血培、尿倍、痰倍) +全身診察 +レントゲン
+ Neutoropenic feverだと思ったら バイタルは安定していると思っても
抗菌薬は開始する
抗菌薬:抗緑膿菌作用ある抗菌薬を選ぶ CFPM±VCM
(VCMはMRSAの既往がない人は必ずしもいれなくていい。が、
例えば蜂窩織炎ならVCM入れた方がいい)
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抗緑膿菌作用のある抗菌薬 antipseudomonal antibiotics を覚える
✓ CFPM
✓カルバペネム(メロペネム イミペネム エルタペネム)
✓ CAZ セフタジジム
✓ PIPC/TZ
✓【キノロン (レボフロキサシン シプロフロキサシン)】
→Neutropenic feverではあまり使わない
なぜCFPMなのか?
Neutropenic fever の典型例
25M/F AML ケモ10回
このうちで何度も好中球減少性発熱を繰り返す。
最初からメロペネムを使ってしまって多剤耐性菌が付いてしまうとつらい
なので、セフェピムを使ってメロペネムは温存しておく
Neutropenic fever のfocus
✓ はっきりしないことも多い
✓ 感染のフォーカスは、
どこかに細菌がついて、白血球が走っていって、
炎症が起こることではっきりする
だけど、走っていく白血球がいないから、はっきりしない
➡レントゲンで肺炎像はっきりしない
➡ UTIでも 膿尿(白血球がいる尿)にならないこともある
G-CSFを投与すべきか➡結論どっちでもいい
ケモ中(neutoropeniaになる前)投与することで軽く済む可能性はある
だがすでに好中球が減った状態でG-CSFを打っても有効ではなさそう。
打ってもいいけど。
G-CSFを打たないほうがいい状況 G-CSFは「好中球増えろー」という薬
➡ AML(myeloid系白血病※)
ケモでせっかく骨髄球系の芽球(=白血病細胞)を減らしているのに、
増やそうとしてしまう
※ WBC➡ myeloid(骨髄球)→こっちの系統の白血病 AML CML
lympho(リンパ球)
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ケモ中の予防の薬
PCP:バクタ(ST合剤)
真菌:フルコナゾール
CMV活性化予防:抗ウィルス薬
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