腎機能が
Cre 0.8→2.0 2.0→3.0
BUN↑
尿量が減ることが多い
【原因】
腎前性:ボリューム少ない。血圧低い、頻脈 IVC
病歴→ 熱中症、飲まず食わずで倒れてた人、ノロウイルスで来た人
FENa=クレアチンニンがどれくらい出て行ってるかの内のNaが
どれくらいでて いってるか。
CNa/Ccr = (尿中Na/血清Na)/(尿中Cr/血清Cr) < 1.0%
腎前性腎不全は血管内hypoだからNaを頑張って再吸収しているから、
尿中にでていくのは1%以下になる
利尿薬は、この「頑張って再吸収」をできなくするから、利尿薬を
使っている時はFENaは使えない ➡FEUNを使う <35%
腎性:AIN急性間質性腎炎
一番多いのがATN急性尿細管壊死
ショックで→腎血流が落ちる→尿細管上皮は低酸素に弱い)
→尿細管壊死→腎機能障害
糸球体腎炎:腎臓が勝手に悪くなる系
腎後性:尿管の石や、前立腺肥大で尿が出ていかなくなって、腎臓の働きが悪くなる
→ 膀胱が張っていないか、水腎になっていないか。
→ 排尿後に確認
→ 尿カテがつまっていないか
【治療】
腎後性→閉塞を解除する
腎前性→補液
注意:最初ショックで補液大量に入れて、肺水腫になって腎臓が良くならない。
ということにならないように、どこまでが腎前性の要素かを
みきわめて補液する必要がある。
腎性:ATN→それ以上ショックにしない。回復を待つしかない。
AIN→薬剤性なら原因となる薬物をやめる
①腎臓に悪いものを止める 加えない。
②renal dosing 腎機能に合わせて薬剤調整をする
抗生剤 特にVCMなど
AKI アウトプット
✓AKIとは 腎機能の急激な低下。Cre上昇、BUN上昇、尿量は減ることが多い
✓AKIの原因は腎前性、腎性、腎後性を考える
✓腎前性を考える状況は、ボリュームが少なくなる状況。熱中症、飲まず食わずで
倒れていた、ノロウィルスに感染してた。などで、低血圧、頻脈、
IVC虚脱が見られる
✓腎前性腎不全の時FENaは1%以下
クレアチニンがどれくらい出て行ってるかに対して、Naがどれくらい
出て行っているかを見ている。
血管内hypoだからNaを頑張って再吸収しているから尿中に出ていく
FENaは1%以下になる。
✓利尿薬は、この「頑張って再吸収」をできなくするから、利尿薬を使っている
時にFENaは使えない➡FEUNを使う(<35%)
✓腎性腎不全の原因はAIN急性間質性腎炎、ATN急性尿細管壊死(最多)、
糸球体腎炎など腎臓が自体が悪くなる系がある
✓腎後性腎不全は尿管の石や前立腺肥大で尿が出ていかなくなり、腎臓が悪くなる。
排尿後に膀胱が張っていないか、水腎になっていないか、尿カテが
詰まっていないか確認。
✓腎後性腎不全の治療は、閉塞を解除する
✓腎前性腎不全の治療は、補液をする。腎前性の要素はどこまでか見極めて
補液量を考える
✓腎性腎不全の治療はそれ以上ショックにしない。薬剤性なら原因となる薬物をやめる
✓avoid nephrotoxins:腎臓に悪いものをやめる、加えない。
造影剤、NSAIDS、ACE-I/ARBは注意
✓renal dosing 腎機能に合わせて薬剤調整する。抗生剤など。