✓脳出血
✓喀血
✓GIB
あらゆる出血疾患で使う
✓血算:Plt
✓Coag:INR APTT フィブリノゲン
✓常用薬チェック 点滴/内服 オーダー確認
➡抗血小板薬は血小板数は下がらない。Plt23万だから大丈夫ですねー・・・
ではない。
血小板数20万だけどDAPT飲んでますね。というのを把握する。
・抗血小板薬:アスピリン プラビックス(クロピドグレル) エフィエント
シロスタゾール など
・抗凝固薬: p.o. ワーファリン ➡INRに反映する
DOAC ➡血液検査に反映しない
div ヘパリン点滴
sq 低分子量ヘパリン:クレキサン、ヘパリン皮下注
これならDAPTはやめないだろう
VS
心房細動の2次予防でDOACは内服するが、 脳梗塞起こすのは年数パーセント。
➡吐血の重篤さを考えると、このDOACは今は、中止しよう
リバース
✓ワーファリンのリバースは
➡ ケイセントラ
4F-PCC
(4因子含有プロトロンビン複合体濃縮製剤 prothrombin complex concentrate)
→ 4凝固因子→2.9.7.10 (語呂合わせ:肉と納豆)
+ Vit K
✓DOACのリバースは
① プラザキサⓇ(タビガトラン)← プリズバインドⓇ (イダルシズマブ)
② Xa阻害薬 エドキサバン ← オンデキサⓇ
アピキサバン
リバロキサバン
ただしオンデキサ➡「死亡、重篤な塞栓症、血栓症」の合併症が10%くらいある。
消化管出血は止まりましたが脳梗塞になりました。。。は困る
オンデキサの添付文書
➡「重篤な出血で、出血に対する標準的な治療をして、それでも止血が
コントロールできない時に使うように」という意図の但し書きあり。
Ex. 胃出血で、内視鏡してクリッピングして、それでもコントロールできない・
できなさそうな時にオンデキサを使用するニュアンス。
✓ヘパリンのリバースは
プロタミン➡ アレルギーもあり。ヘパリンは半減期短いよな。
プロタミンでリバースする必要があるかは出血の重篤さと
急いでリバースするかにより決める.
どれも「一般論」をまずは習得し、
その上で症例ごとに思考を構築してゆくことになります。