マリ内部への覚書、共有しておきます!
ウチの吉田英樹Drのレクチャーをもとにしています!!
把握すべき必須情報:
・肺の浸潤影があるかどうか
・酸素需要があるかどうか
・重症化リスクがあるかどうか
治療のカテゴリー
①抗ウィルス薬 div.ベクルリー p.o.ラゲブリオ パキロビッド ゾコーバ
✓点滴投与必要な人→酸素需要あり、入院必要な人
✓酸素需要も浸潤影もないけど、内服投与しておいた方がいい人
→リスクファクターのある人:61歳以上 DM、担癌患者 CKD CHF
自己免疫疾患 COPD 肥満 ダウン症など
②抗炎症薬
✓酸素需要なし、肺炎像なしの人には、ステロイドは基本的に
投与しなくてよい。
✓酸素需要なくても、
コロナの肺炎像ある人=これから悪くなる可能性がありそう、という
人はステロイド投与する。
③対症療法 NSAIDS or アセトアミノフェン
✓朝からずっと39℃でせん妄になりそうな高齢患者さんなどは
アセトアミノフェン定時。
だがずっと定時で飲んでいると、熱型がわからなくなるから、
ある程度で頓用にする。
④IL6阻害薬 アクテムラ
✓酸素需要かなり多い人。ウィルスにやられているのではなく、
免疫反応で肺が悪くなている➡強力に免疫を抑える
⑤抗凝固薬 ヘパリンCa/クレキサン
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
⑥酸素/proning/NHF