肺炎の診断:
レントゲンで肺炎像あるので肺炎と診断。 ➡ ✕
S)セキ、痰、熱
O)レントゲン、SpO2↓、ラ音、WBC↑、CRP↑ (CRPは上がるのが遅れる。絶対値でなく、トレンドで見る)
A) 肺炎 ➡ 〇 (複合的に判断する)
肺炎が良くなっているかどうか:
レントゲンが悪化しているので、肺炎が悪化している。 ➡ ✕
∵レントゲンの改善は2週間くらい遅れる。
診断の時とほぼ同じ。下記の要素が「改善」しているかを総合的に判断する。
S)セキ、痰
O)熱型、呼吸数、SpO2、酸素需要、WBC、CRP (CRPは下がるの数日かかるなと思って、横目でみる)
A)上記(特に太字下線)の改善あり、肺炎は改善 ➡ 〇
肺炎の改善はレントゲンで判断するものではない。
肺炎が良くなって来ない。 (熱が続く、呼吸数が下がらない。酸素需要が下がらない。。。)
➡肺炎がよくならない時はレントゲン、CTを検討 (膿胸、肺膿瘍等を鑑別に。)