Necrotizing fasciitis(壊死性筋膜炎) は
fascia(筋膜)に沿って炎症が広がるので、進行が速いのが特徴
典型例：皮膚の発赤腫脹はそれほどでもないけど、すごく痛い。全身状態が悪い。
痛みや発赤の範囲が急激に広がる。
LRINEC score ➡sensitivity 低い 重症度を評価するもの。
スコアが低いから壊死性筋膜炎は否定的とは言えない
NEC FASI （ゴロ。北野は覚えていませんが、便利）
N：necrotic 壊死性 斑状出血
E：excruciating pain pain out of proportion to physical exam
ひどく痛い 身体所見はそれほどでもないのにめちゃ痛がる
C：Crepitus 握雪音 捻髪音 皮下にガスができたりするから。
F：Fever 全身sick 発熱 BP↓ HR↑ Lac↑
A：Acute rapid 急速な進行
S：swelling 浮腫
I：Introduce to surgens 試験切開をしてくれる外科医に相談する
Nec fasc 2タイプ
①単一菌で起きる➡A群β溶血性連鎖球菌（人食いバクテリアとも）など
②複合菌で起こるもの
Nec fascの診断が遅れたらいけない理由
life threatening limb threatening
救命できないかもしれないし、救命できたとしても
四肢の切断を余技なくされるかもしれません。
➡蜂窩織炎でいいかもしれないけど、
何かNec fascを違う懸念の項目があったらデブリや試験切開を含め
整形などに相談する
